この記事では「追放された私が、どうやら国宝のようです!?」の全話ネタバレを紹介しています!
人前に出るのが苦手が主人公・エスペランスは、初めて婚約者である王太子に会った日に、妹への嫌がらせの疑いをかけられます。
不慣れな場所でしどろもどろになっていると、王太子は激怒。
さらにエスペランスの妹・フルールを婚約者にすると宣言し…!?
そんな、追放された私が、どうやら国宝のようです!?ですが、購入する前に中身を知っておきたいですよね。
ということで、この記事では追放された私が、どうやら国宝のようです!?全話ネタバレをご紹介していきます。
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追放された私が、どうやら国宝のようです!?のあらすじ
妹に嫌がらせをしたと婚約破棄された令嬢が、本当は美少女で、本当は天才で――!? ※この作品は『悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ! アンソロジーコミック』11巻収録作品と同一の内容を単話版として再編集したものとなります。
引用元:コミックシーモア
追放された私が、どうやら国宝のようです!?のネタバレ
陰キャ令嬢のエスペランスは王太子の婚約者だったが、夜会に出席したときに人前が苦手すぎて王太子の話を聞き逃してしまう。
王太子からは「血のつながりのない妹に嫌がらせをしていた」だとか「魔女の真似事をしていた」などと言われていた。
事実無根に近い誤解を一方的にされていたエスペランスだったが、彼女は人前が苦手すぎて一切話を聞いていなかった。
そのせいで王太子の気分を害したエスペランスは婚約破棄を言い渡されてしまう。
そこへ駆け寄ってきたのは先ほどいじめられたという虚偽の話に出ていた義妹・フルール。
陰気なエスペランスとは違い、フルールは明るく清廉な見た目をしていたので王太子は彼女を気に入ったようだった。
結局王太子はフルールと婚約することを決めてしまう。
婚約破棄を言い渡されたエスペランスは何が起こったかわからないながらも、美しい所作で挨拶をしてその場を去ることに。
ちょうどその姿を興味深げに見つめていたのは王太子の兄で第一王子のアルフォンスだった。
一方、エスペランスは大喜びで夜会から飛び出している最中…!
彼女の元に不安げに近寄ってきたのは真っ黒な小鳥・グルル。
「グルルちゃん!人生最大ともいえる困難は今なくなったの!」
数日前ちょうど17歳になったエスペランスは、17になったら社交デビューをするというにしきたりに頭を悩ませていた。
実はエスペランスは王太子との婚約を望んでいなかったのだ。
さらに、一生家に引きこもっていたいがために夜会にも出たくなかった!
ところが義母の命令で魔女のような姿にさせられ、挙句怪しげなメイクまでされて夜会に出されたエスペランス。
それでも彼女が望む婚約破棄という最良の結果となったのでルンルンで帰宅しようとしていたのだが…。
そこへ彼女の家の馬車がやってきた。
ちょうどいいと乗り込むと、そこにいたのはイライラとした様子の義母…!
フルールの実母である彼女は、実はエスペランスにわざとゴテゴテの衣装と厚化粧をさせて婚約破棄をさせていた。
それもこれも実子であるフルールを王太子妃にして、家督を自分とフルールのものとするため…。
義母はエスペランスに彼女の家が得意とする薬品製造のすべてを譲ることを誓う契約書を書かせ、馬車から放り出してしまった。
「あなたのお母さまの生まれ故郷だっていうモールテールをあなたにはあげるわね」
義母はそういうと、エスペランスを一人残して馬車ごと行ってしまう。
残されたエスペランスだったが、途方に暮れる前に彼女を助けてくれる人物が…。
彼女のもとにやってきたのは荷馬車を引く旅商・アルだった!
第一王子にそっくりの外見をしたアルはエスペランスを荷台に乗せると、モールテールまで送ってやろうと言いだす。
「ただ、モールテールは呪われた土地だぞ?まあいいが」
荷台の上で小さくなっていたエスペランスにアルは、どうしてあんな場所に一人でいたのかと尋ねた。
「義妹をいじめていたという嘘を信じられて追放されてしまって…」
アルは今彼女が来ているゴテゴテのドレスも厚化粧も似合っていないと口にし、着替えるように言う。
エスペランスは素直にその指示に従うと、荷台に乗っていた平民の服を身に着けた。
さらに厚化粧を拭い落とすと…。
(な!?綺麗な子じゃないか!)
アルはエスペランスの素顔をみて頬を染めて驚いてしまう…!
エスペランスは実は美人だったのだ!
…そうこうしているうちに、荷馬車はおどろおどろしい雰囲気のモールテールへと足を踏み入れた。
人を食べるといわれるガルグイユの群れに襲われそうになったエスペランスとアルだったが…!
彼女の友達である小鳥のグルルがガルグイユの子どもだったこともあり、彼らはあっさり引いてくれた。
グルルのようにガルグイユと対話できるものがいなければ、モールテールに入れないだろうと話すエスペランス。
そしてふと、こう口にした。
「だから最近うちの名産品作りがうまくいかないのね」
エスペランスの家で作る薬品や香水はこの国の財政源の一つで、この国の名産品としても名高い。
その精製のための材料は実はこのモールテールでとる必要があったのだが…。
材料の乱獲が相次ぎ、それに心を痛めたガルグイユや魔物が人を寄せ付けない土地となったモールテール。
このままではいずれ国の名産品は生産不可能となるだろう。
「これは国の一大事というわけか…」
アルはそうつぶやいた。
しばらくモールテールを進んでいると、自然に飲まれかけようとしていた古い薬品工房が目に入る。
そこへとかけこんだエスペランスは「ここが我が家のルーツ!」と嬉しそうにするのだった。
そして彼女はふと、こんなことをつぶやく。
「フルールちゃん、私を追い出しちゃったからお家の仕事できなくなっちゃってないかな…」
「何がだ?」
不思議そうに問いかけるアルに、エスペランスはこう言ったのだ。
「実は…」
\フルールと王子を陥れられる情報はエスペランスが握っていて…?/
追放された私が、どうやら国宝のようです!?の感想
1話完結ということでサクッと読める良作でした!
短い物語ではあったのですが、ぎっしり内容が詰め込まれていて最後まで目が離せません…!
絵柄もかわいくて繊細で、目にもたのしい漫画でした。
令嬢モノでスカッとしたいけど、長編を読む体力がないな~という人におすすめの漫画です!