週刊モーニング(講談社)で連載中の時代劇漫画「バガボンド」。
海外でも大人気となったバスケットボール漫画、「SLAM DUNK」の作者である井上雄彦さんが描いている青年漫画です。
2020年12月時点で単行本の累計発行部数は8200万部を突破するという大人気漫画となっています。
これだけ人気のはずの「バガボンド」ですが、休載中のためここ最近その情報を見る機会が減りました。
そこでこの記事では、バガボンドは休載中なのか、休載の理由や連載再開はいつになるのか考察してみました!
バガボンドの休載理由や連載再開がいつになるのか、今後が気になる方は最後までご覧ください。
バガボンドは37巻で休載中!
2000年には第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞し、その他にも第6回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞している「バガボンド」ですが、休載しているというのは本当なのでしょうか?
バガボンドは2015年の2月から休載中
バガボンドは2010年の12月に1回、その後2015年の2月に2回目の休載を行っています。
1回目の休載である2010年の12月の休載理由は「体調不良」でした。
当時の心境は「空白」という書籍にまとめられており、休載当時の描きたいけど描けないという辛い心境がつづられています。
バガボンドが休載になった理由は?
バガボンドはなぜ何度も休載になっているのか、休載理由を調べてみました。
休載理由①体調不良が原因だったが…
当初の休載理由は体調不良であったと言われています。
2010年の10月頃から体調不良を理由に休載することが増え、週刊連載のペースを続けることが難しくなりはじめました。
最終的には月1回のペースでの掲載となり、ついに2010年の12月に休載となってしまっています。
体調不良の主な原因は肉体的な不調というよりも、周囲の期待に応えなければいけないというプレッシャーが影響する精神的不調が原因のようです。
その後2012年の3月に連載を再開しましたが、明確な理由は伏せた状態で2015年の2月に再び休載となりました。
休載理由②スランプに陥っている
日本中にムーブメントを起こすほどの人気作「SLAM DUNK」の後の作品だからということもあってか、井上さんは強烈なスランプに陥っているようです。
井上さんいわく「ゾーンに入ったら一気に描ける」との事でしたが、そのゾーンが来るまでは筆がとれない状態となってしまっています。
描きたい気持ちはずっとあります。ただ、描けないっていうだけで。
COURT SIDEより井上雄彦武彦さんのインタビュー
インタビュー内で語られているように、スランプのせいで描けないのでしょう。
休載理由③登場人物をトレースしきれていないから
「バガボンド」の続編が描かれない理由として最も大きいと思われるのが、この「登場人物をトレースしきれていない」という点であると思われます。
『バガボンド』は現代と離れた世界だから。より精神的な世界だったりもするから。
COURT SIDEより井上雄彦武彦さんのインタビュー
「バガボンド」は戦国時代や江戸時代を舞台とする話です。
その特異性も相まって、続きを描くにあたり登場人物の精神を理解することはとても難しくなります。
「巌流島の闘い」以降の話は自身が最高のゾーンに入ってから描きたいと話す井上さんですが、未だ主人公や登場人物たちのトレースがしきれていないからこそのこの発言ではないかと推察できますね。
バガボンドの連載再開はいつ?
バガボンドの連載再開ですが…
バガボンドは作者がゾーンに入ったら連載再開!
「バガボンド」の休載中に井上さんは「REAL」という車椅子バスケの漫画を描くなど、精力的に活動を続けています。
漫画家としての活動を止めていない事から、まだバガボンドを描くということは諦めていないと思われるので、井上さんがゾーンに入れば連載は再開されると思われます!
休載でもバガボンドは満足できる面白さ?
休載中の「バガボンド」ですが、休載してもなお続きが気になるほど面白いのでしょうか?
ここからは筆者の感想やSNSの口コミを紹介します。
筆者の感想
主人公である人斬りの修羅宮本武蔵は、最初こそ鬼のように見えるのですが、だんだんと不器用な人間なのだとわかり親近感や応援の気持ちが芽生えました。
そんな武蔵がまさかのケガ、そして貧しい百姓生活を送る事になり、今までの人斬り時代の自分を反省するシーンが挟まれるのですが、彼の人間味が垣間見え、内心で応援をしてしまいました。
その内容もさることながら、繊細な描写は必見です!
戦闘シーンはもちろん、当時の生活がわかるような背景描写など、丁寧に描かれた井上さんの美しい絵や線はイラスト集を眺めるような満足感がありました。
読めば読むほど、続きが気になります…!続きはまだですか…?
待ち遠しいという感想!
SNS上では、早く続きが読めないかという声が多く見られました。
一体いつ井上さんはゾーンに入るのでしょうか…。
「描きたい気持ちはある」という井上さんの言葉を信じ、続きを待ちたいですね。
バガボンドは電子書籍で読むことができない!?
バガボンドは人気作品なのですが、電子での配信を行っていません。
※2024年10月現在の情報です。
配信状況を調べた結果をまとめてみました。
配信場所 | 配信状況 | 無料 | 特典 |
---|---|---|---|
コミックシーモア | 配信なし | 新規会員登録で70%OFF | |
まんが王国 | 配信なし | 毎日最大50%ポイント還元 | |
DMMブックス | 配信なし | 初回購入で90%OFF | |
ブックライブ | 配信なし | 毎日最大50%OFF | |
LINEマンガ | 配信なし | ||
ピッコマ | 配信なし | ||
ジャンプ+ | 配信なし | ||
ゼブラブラック | 配信なし | ||
マンガUP | 配信なし | ||
めちゃコミ | 配信なし | ||
コミックデイズ | 配信なし |
バガボンドの作品概要
ジャンル | 歴史、時代劇、青年漫画 |
出版社 | 講談社 |
作者 | 井上雄彦 |
雑誌・レーベル | 週刊モーニング |
アニメ情報 | 未定 |
「バガボンド」は週刊モーニング(講談社)で連載中の作品です。
原作・原案は吉川英治さんの作品である「宮本武蔵」ですが、バガボンドの内容は原作の小説とは少し変わっているようなので、結末も違ったものとなるかもしれません。
休載中ではありますが、井上さんの繊細な筆さばきはもちろん、彼の描く人間模様がどう作品に反映されるのか、これからが楽しみな漫画となっています。
まとめ|バガボンドは現在休載中!
バガボンドは現在休載中です!
バガボンドは無期限休載中となっています。
ちょうど「巌流島の決闘」の終わりで休載となっていることもあり、続きがきになるところですが…。
果たして井上さんはゾーンに入り続きを描いてくれるのでしょうか!?
続報を楽しみに待ちましょう!