この記事では「つなぎの巫女」のネタバレを紹介しています!
幼い巫女の代理となった真赭は「偽物巫女」として周囲から煙たがられるようになりました。
理不尽な目に遭いながらも清らかな心で代理の巫女を務めあげた真赭を待っていた結末とは!?
そんな、つなぎの巫女ですが、購入する前に中身を知っておきたいですよね。
ということで、この記事ではつなぎの巫女のネタバレをご紹介していきます。
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つなぎの巫女のあらすじ
やっとあなたに触れられた―※この作品は『訳アリ悪役令嬢たちが幸せな溺愛生活を掴むまで アンソロジーコミック 2巻』に収録されている同タイトルを、同一の内容にて分冊版として再編集したものです。
引用元:コミックシーモア
つなぎの巫女のネタバレ
マスホは秋津洲とよばれる島国で生まれた女性だった。
この国には神通力をもつ巫女と、政をつかさどる皇がすべてをとりおこなうという決まりがある。
生まれた時に肩口に「巫女の紋様」があらわれれば、その女性が次代の巫女となると言われていた。
今まで巫女として秋津洲を治めていた女性が亡くなって、次代の巫女を選ぶという段になった時…。
やってきた巫女は、まだ幼い幼児だった。
これでは到底お役目は果たせないと、つなぎの巫女が必要だという結論がくだされ…。
選ばれたのがマスホだったのだ。
…ところが。
「偽物がきたぞ!」
マスホは民からも、そして使用人からも「偽物」と蔑まれてしまう。
本来であれば巫女のお勤めだけを頑張ればいいはずなのに、マスホは身の回りのことまでしなければいけなかった。
そんな彼女の元へと駆け寄ったのは、長い黒髪の幼女・スオウだ。
スオウこそが次代の巫女であったが、彼女はまだあまりに幼い。
彼女の心根の優しさをみるたび、マスホは自分はどんな扱いでも耐えようと思えるのだった。
屋敷の中でスオウを守る正統派と言われる者たちは、ことあるごとにマスホをいじめぬく。
そんな時にマスホを身を挺して守ってくれたのは、護衛剣士であるトキワだった。
トキワはマスホはつなぎではあるが、れっきとした巫女代理なのだから彼らに強く出ていいと言うが…。
「私が偽物だから皆不安なのね、もっとお役目にはげみます」
と彼女はほほ笑む。
マスホとトキワは屋敷から出て、郊外のお勤め先へと向かう事も多かった。
…だが。
移動の最中、マスホはついにスオウを早く巫女にしたい正統派によって襲われてしまう。
命を取り合う恐ろしい戦闘の中、マスホを守り抜いたのはトキワだった。
今までも毒を混入させられたりして、命を狙われたことは度々あったが…。
ここまで直接的な暗殺を行われたのは、はじめてのことだった。
ショックを受けた様子のマスホをみたトキワは、今日のお勤めは休もうと提案するが。
「いいえ、いたらぬ偽物でも巫女のお勤めは必要なことですから向かいましょう」
マスホはにっこりとほほ笑んだのだった。
つなぎであるとしても、次代のスオウへとタスキを渡すために。
統治のしやすい良い国のままでいられるように、マスホは太陽の温かな日差しのようになろうと努めた。
そうして何年もお勤めに励むうちに、マスホの気持ちは伝わり民や使用人たちはマスホを慕い始める。
「巫女代理様がいてよかった!」
「巫女代理様!」
日差しの中でニコニコとほほ笑むつなぎの巫女・マスホを、屋敷の薄暗がりからにらみつける者が一人…。
そんなことも知らないマスホは、いよいよ代替わりの時を迎えようとしていた。
10年という長いつなぎの巫女の役割は、スオウへと正式に引き継がれる。
トキワと話すマスホは、ほほを染めながらこう進言した。
「自然豊かな場所でゆったりと過ごしたいの、一緒にきてくれる?トキワ」
トキワはその言葉に目を見開き、そしてぜひご一緒させてほしいとうなずく。
いつの間にか想い合っていた2人、ところがそこへスオウの侍女がやってきた。
「マスホ様、最後のつなぎの巫女としてのお役目を果たしてくださいませ」
トキワは知らないその提案に首をかしげたが、マスホは連れられて行ってしまう。
マスホが呼び寄せられたその場所には、皇とスオウの姿があった。
ずらりと並べられた侍従たちのいる間で、マスホは丁寧にあいさつをしたが…。
スオウは突然こういいだしたのだ。
「マスホ、あなたこの毒をのんで命を返しなさい」
「え…?」
つなぎの巫女としては、あまりに優秀過ぎたマスホ。
このままでは彼女が生きているだけで邪魔だと毒薬を飲むことを迫られてしまう!
マスホはスオウのためにと笑顔で毒薬を掲げもつと、一息に飲み干してしまった…。
トキワが駆けつけた時には、血を流すマスホの姿があって…!?
ほくそ笑むスオウだったが、彼女には予想外の事がおこり生涯後悔することに!?
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つなぎの巫女の感想
純和風の作りこまれた世界観の中で、けなげに頑張る主人公の女性・マスホ…。
彼女が屋敷の中で腐らずに前向きでいられていたのに、スオウはといえば憎しみを募らせる状態に。
毒薬を飲まされてしまったマスホと、間に合わなかったトキワ…。
スオウの其の後やトキワの選択など、最後には怒涛の展開でしたね!
ぜひ気になった方は最後まで読んでほしい名作漫画でした!