この記事では「星の聖人 ~追放された男の聖女~」の全話ネタバレを紹介しています!
聖女を輩出してきた家系で聖人の力を授かった主人公。
気味が悪いと後ろ指を刺され、ついに国外追放となるが、その先では隣国の王子に出会って…?
そんな星の聖人 ~追放された男の聖女~ですが、購入する前に中身を知っておきたいですよね。
ということで、この記事では星の聖人 ~追放された男の聖女~全話ネタバレをご紹介していきます。
\初回会員登録で70%OFFクーポンもらえる/
△全巻無料で立ち読みができる△
1話 | 2話 | 3話 |
4話 | 5話 |
星の聖人 ~追放された男の聖女~のあらすじ
――いつか認めてもらえる日が来るかもしれないなどと、そんなありもしない幻想を抱いて……。「お前をこの国から追放する!」聖女を代々輩出してきたランドネイ家。長い歴史の中でも初めて男の聖女《聖人》として力を授かったリルーシュは歴代聖女たちとは違い漆黒の髪と黄金の瞳を宿していた。外見や性別の違いから気味悪がられ、国中から後ろ指を刺される日々を送るリルーシュ。それでも亡き母の言葉「皆のためになることをなさい」を胸に献身的に仕事をこなしてきたが、濡れ罪を着せられ国外追放されてしまう。追放された先で、怪我をして倒れていた美青年を助けたらなんとその人物は隣国の王子・ウォージン殿下で――!?
引用元:コミックシーモア
星の聖人 ~追放された男の聖女~のネタバレ一覧
1話 | 2話 | 3話 |
4話 | 5話 |
\初回会員登録で70%OFFクーポンもらえる/
星の聖人 ~追放された男の聖女~ネタバレ1話
民衆から詰め寄られ、広場の真ん中で国外追放を言い渡されていたのは聖人であるリルーシュ・ランドネイだった。
国外追放が言い渡される一ヵ月前、トネール国の城下町を歩いていたリルーシュは偶然転んでしまった子供を見つける。
リルーシュは自らの聖人としての力を発揮して子供の傷をいやしたのだが…
すぐに子供の母親がやってきてリルーシュの事を鬼の形相でにらみつけた。
「私の子どもに触らないでください!」
母親の様子に申し訳なさそうな顔をしたリルーシュを見て、他の町民たちがヒソヒソとうわさ話を始める。
なんでも、リルーシュの一族、ランドネイ家は代々聖女を輩出してきた名門貴族だったそうだ。
一族の1人が聖女としての力を発揮し、その1人が引退するとまた誰かに聖女の力が宿っていたのだが、今代はなぜか男であるリルーシュに聖女の力が宿ってしまったらしい。
リルーシュの能力は歴代随一といわれるほどのものだったが、女ではなく男だったという事や黒髪に金色の瞳という聖女らしからぬ見た目から忌み嫌われていた。
今日も王城へと戻ったリルーシュはトネール国の第一王子から叱責を受ける。
「どこに行っていたんだ!」
「孤児院に…風邪が流行していたので…」
第一王子のファルマンはイライラとしながら、今日の俺の仕事は片づけたのかと尋ねてきた。
その言葉に、リルーシュは城内の人員整備・医療物資の調達や分配・エリクサーの品質点検などは終わらせたと語る。
そんなリルーシュの様子に王子はあからさまに嫌悪感をあらわにし、彼の長い黒髪を強くひっぱった。
「お前が女なら夜伽相手にできたものを、男の聖女など、忌々しい!」
そう悪態をついて、今日の分の公務もすべてリルーシュがやるようにといい彼を退室させる。
元々、トネール国の王族は聖女と結婚することが一般的だったのだが…
どんな聖女と結婚できるのかと楽しみにしていたファルマンの目の前にやってきたの男のリルーシュだったのだ。
「俺は次期国王なんだから、女なんて選び放題だったのに」
ため息をついたファルマンの目に、リルーシュが持ってきた経費申請書が目に入る。
ファルマンはそれを見た瞬間に邪悪な笑みを浮かべた。
城内で公務を終えたリルーシュは、兵士たちからも陰口をいわれ、男なのに聖女である自分の身の上を思い出す。
彼はランドネイ家の末端貴族として生を受けた母と暮らしていたが、その母は体が弱く、リルーシュが7歳のころには亡くなってしまう。
リルーシュの父も事故で亡くなっていたこともあり、彼はランドネイ家でも孤独な人生を歩んでいた。
「みんなのために動きなさい、リルーシュ」
母の口癖を思い出しながら、自分は誰かのためになれているのだろうかとリルーシュはつぶやくのだった。
ところが、そうやって懸命に働いていたリルーシュは広場の真ん中でファルマン王子から国外追放を言い渡されてしまう。
この前リルーシュが提出した孤児院からの経費の申請書をかきかえたファルマンは、それを理由として不正にお金を得ようとしていたとリルーシュを断罪したのだ。
集まっていた国民たちも口々に「出ていけ!」と叫ぶ中、振り出した雨にうたれうつむいたリルーシュはトネール国から出ていくことを誓ったのだった。
そうしてトネール国から追放され、3日間も歩き続けたリルーシュは隣国であるエトワールへとたどり着く。
空腹をかんじ、路銀を稼ぐためにエリクサーを売ろうと決意するリルーシュの前にひどいけがをした男性が現れる。
彼はがけ崩れの被害にあったようで、出血がひどく意識ももうろうとしていた。
リルーシュはすぐに男のもとへ駆け寄ると、彼に口づけをして聖女の力で傷をいやす。
一瞬で傷が癒えた事に驚いたその男性は、陽光に照らされ聖女のように微笑むリルーシュを驚いて見つめていた。
リルーシュは、けがを治そうと必死になりつい触れすぎてしまったと城下町で子どもに触るなと激昂した母親のことを思い出したのだが…
「君!すごいじゃないか!」
彼は聖女の力に興味津々といった様子でリルーシュに迫った。
ちょうどその時、リルーシュは空腹に耐えきれずおなかを鳴らしてしまう。
その様子をみた男はほほ笑むと、お礼にと食事をおごってくれるのだった。
ジンと名乗った男は、酒場へとリルーシュを連れてくるとどうしてあんな場所にいたのかと尋ねてくる。
リルーシュは自らが聖女であるということは気味悪がられるだろうとふせ、旅をしているのだと語った。
リルーシュは聖力を勝手に使って申し訳ないと謝ったが、ジンは不思議そうな顔で言う。
「なんで謝る?すごいじゃないか!助かったよ、ありがとう」
ありがとう。
その言葉は、ずっとリルーシュがだれかに言ってほしい言葉で、彼は思わず涙してしまうのだった。
トルーネ国では「邪魔者」として、どんなに亡き母の遺言を守ろうと誰からも感謝などされなかったのに。
これから自分はどうしたらいいのか、悪夢にうなされながらリルーシュが目を覚ますとそこにはラフな格好で一緒に眠るジンの姿が…!
困惑するリルーシュに、寝起きのジンは「昨日は激しくされたからなぁ」と笑って見せた。
リルーシュのせいで腰が痛いとからかうジンに、自分は何をしてしまったのかと焦るリルーシュ。
ところがそこへ、突然部屋へと押し入ってきた兵士たちがあらわれた。
「ウォージン殿下!その者から離れてください!」
突然明かされたジンの正体…
リルーシュの肩を抱くこの男は、一体…!?
星の聖人 ~追放された男の聖女~ネタバレ2話
作成中
星の聖人 ~追放された男の聖女~ネタバレ3話
作成中
星の聖人 ~追放された男の聖女~ネタバレ4話
作成中
星の聖人 ~追放された男の聖女~ネタバレ5話
作成中
星の聖人 ~追放された男の聖女~の感想
男なのに聖女としての力を受け継ぎトルーネ国でひどい扱いを受けていたリルーシュ…。
第一王子であるファルマンからもいいように扱われ、それでもいつかは誰かに認めてもらえると信じていたのに、リルーシュが報われることはありませんでした。
国外追放されてしまったリルーシュが出会ったジンと名乗る謎の男…、殿下と呼ばれるという事は隣国であるエトワール国の王子なのでしょう。
これから、有能な聖女だったリルーシュがいなくなった事でトルーネ国は困窮していくと思うのですが、失った聖女はあまりに貴重な力を持っていたのだとファルマンが気づくのはいつになるのか…!
そして、ジンとリルーシュの関係はどうなるのか?!
今後の展開に期待ですね!