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家庭も仕事もワンオペです全話ネタバレ!仕事だけしてればいい夫が羨ましい!

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家庭も仕事もワンオペですネタバレアイキャッチ

この記事では「家庭も仕事もワンオペです」の全話ネタバレを紹介しています!

育休を終えて職場復帰をした主人公は、それまで通り家事もふりかかってくる生活に疲弊していた。

仕事だけして家事や育児はしない夫が羨ましい!
不満はどんどん募り…。

そんな、家庭も仕事もワンオペですですが、購入する前に中身を知っておきたいですよね。

ということで、この記事では家庭も仕事もワンオペです全話ネタバレをご紹介していきます。

\7/10まで2~3巻無料/
1巻は12/31まで!

1話2話3巻
4巻5巻6巻
7巻8巻9巻
2025年7月1日現在
目次

家庭も仕事もワンオペですのあらすじ

愛する夫と結婚して、子宝にも恵まれ、幸せいっぱいなはずの恵梨香。しかしその幸せは、育休を終え職場復帰を果たすと崩れていく――…。イレギュラーな子どもの世話も、主になる家事も、すべて恵梨香の仕事。ひとりぼっちでワンオペに耐える恵梨香は、今まで通り仕事だけしていればいい夫に対して、不満を感じるようになって…。

引用元:コミックシーモア

家庭も仕事もワンオペですのネタバレ一覧

1話2話3巻
4巻5巻6巻
7巻8巻9巻
2025年7月1日現在

\7/10まで2~3巻無料/
1巻は12/31まで!

家庭も仕事もワンオペですネタバレ1話

結婚式場のプランナーとして活躍する澤村恵梨香。

彼女はウェディングプランナーとして何年たっても幸せだったと思ってもらえるような式を作ろうと日々頑張っていた。

今日も恵梨香は式場で結婚式を行おうと相談にきたカップルの相談に乗っていたのだが…。

「ねぇ、お花はもっとあった方が絶対にいいよ!」

「いや、でも予算ってものがあるし…」

新婦の側は豪華な結婚式にしたいという理想があるようで花を増やしたいと主張するが、新郎の方はといえば予算が頭をちらついて首を縦には振りにくいようだった。

その様子を笑顔で見守っていた恵梨香は2人が口論になりそうな辺りで「お花のご予算についてなのですが」と口を開く。

すべてのテーブルに花を使ってもらえるほど大量発注をもらえるのであれば、今よりも値段を安くして提供が可能だと言われたと教えたのだ。

2人はすぐに態度をよくして花はこれにしたいとプランの1つを決めた。

そんな恵梨香の様子を見て、同僚や上司は「あのご夫婦をまとめられるのは恵梨香だけだな」と感心している。

恵梨香もまた、今のウェディングプランナーという仕事にやりがいと楽しさを感じて全力で対応をしていた。

していたのだが…。

彼女の携帯にある場所から電話がかかってきてしまった。

「保育園」

そう、恵梨香は育休明けでウェディングプランナー業を行うといういばらの道を進んでいたのだ!

保育園から熱が出ているようだからお迎えに来てほしいという要請があり、恵梨香は大急ぎで彼女の夫が働く映像制作部へと走った。

同じ職場で働く恵梨香の夫・晃は自分の子どもでもある朝陽が熱を出したと聞いて「またぁ?」とうんざりした様子だ。

まだ打ち合わせ中で自分は抜けられそうにないから晃に迎えに行ってほしいと頼む恵梨香だが、晃は「じゃあその打ち合わせを誰かに交代しなよ」と他人事。

育休明けで初めて担当するお客様だから、せめて最後まで打ち合わせだけでもしておきたいと話す恵梨香に晃は「俺も仕事があるから」と話す。

「それにさ、お迎えで早退しますなんて言ったら何言われるかわかんないよ」

それは晃だけでなく自分も一緒なんだと話す恵梨香だったが、結局「頼んだよ」といい晃は映像制作部の部屋へと戻っていってしまう…。

恵梨香は急いで打ち合わせのある部屋へと戻ると誠心誠意謝罪し、大石と名乗る別の若い女性プランナーへと一時的に引き継ぐと話す。

その様子にカップルはムッとした様子で、この間も交代してたけどなんなの?とイライラとした態度をにじませた。

謝る恵梨香だったが、交代要員として連れてこられた大石は「彼女には幼い子供がいて…」とフォローを入れてくれる。

理解のある同僚だとホッと安堵した恵梨香は結局早退を余儀なくされ、上司にそう報告をして職場を後にしようとした。

「おいおい、また早退か」

育休をとる前の恵梨香はもっとお客様を第一に考えて働いていたのに、幼い子どもを抱えても同じ働き方ができるのかと小言をいう上司。

それに対して恵梨香は「やってみせます!」と強い口調で言い切ったのだった。

保育園へと向かうと、37.8度という微妙な発熱をしているわが子の姿が…。

時刻は17時と、急いで小児科へと駆け込むかも微妙なラインであり恵梨香は悩みながら帰宅するのだった。

帰宅後、子どもの様子を見ながら家事をする恵梨香は大した体調不良にならなかったことに安堵する。

小児科にはいかなくても大丈夫そうかとホッとしたのもつかの間、家へと帰ってきた夫・晃は朝陽は元気そうだしたいしたことなかったなと軽く話してきた。

その様子に恵梨香は「晃もお迎えにいってほしい」というが…。

晃は朝陽を抱きながらも「小児科って女の人ばっかりじゃん?」といったり「朝陽が吐いたとき対応できないし…」と言い訳ばかり。

これからも毎回お迎えは自分がしなければいけないのかとめまいがするような気持ちになってしまう恵梨香…。

そんな彼女を気遣うように晃は風呂をいれてくるからというが、浴室の掃除をしたのは恵梨香である。

さらにその後も朝陽を入浴させるというが、それは晃が入浴後に保湿や着替えや水分補給ができないから入浴介助をやっているだけなのだ。

上司には幼い子どもを育てながらでも以前と同じように働ける!と豪語した恵梨香だったが、それができるのだろうかとため息をつくのだった…。

翌朝、朝陽の熱も下がったため保育園にあずけ恵梨香は無事出社できたのだが…。

理解を示してくれていたと思っていた大石は「このままあのカップルの担当を恵梨香のままにしていいのか」と上司に詰め寄っていた。

子どもがいてプランナーを続けられるわけないのに、なぜ恵梨香はまだこの仕事にしがみつくのか。

「迷惑なんですよね、なんで独身の私たちがフォローしてやらないといけないんですか?」

大石はイライラとした様子でそうこぼす。

結局その場は同じ職場にいた和田という名前の男性プランナーによって「恵梨香にしかできないプランナーの仕事があるから」とおさめられたが…。

恵梨香は改めてウェディングプランナーとして他の人に迷惑をかけないように頑張ろうと仕事もワンオペで頑張ろうと決意を固めたのだった。

こうしてなんとかその週をのりきった恵梨香。

日曜日になり、いよいよ例のカップルとの打ち合わせの日がやってきた。

仕事の準備だけでなく、朝陽と留守番することになる晃のために恵梨香はお昼ごはんなどを用意していたが…。

晃は眠そうにあくびをしている。

「部屋に掃除機かけるのと洗濯物おねがいね!」

さらに朝陽を頼むとお願いして恵梨香は家を後にするが、ママがいい!と泣く朝陽の声に後ろ髪を引かれながらもなんとか出社した。

例のカップルとの打ち合わせに向かおうとする恵梨香は、ちょうど彼らと一足早く話していた大石の話を偶然耳にしてしまう。

「優秀なプランナーなんですけど、ちょっと私情を優先するところがあって…」

自分であれば絶対にお二人を最優先で動けるという大石の言葉に恵梨香はぎょっとするのだった。

それでも負けじと震える手でドアを開き打ち合わせに入った恵梨香だったが…。

結局雰囲気は最悪のまま、なんとか予定は詰めることができたものの恵梨香はげっそりとした顔で帰宅する事に。

ウェディングプランナーという仕事は華やかで人気のある職業だ。

だからこそ入れ替わりも激しく次々に後進が入ってくる。

ただ、たくさん女性が入社する割にはどの女性も結婚や出産を機にこの仕事はやめてしまう。

そのせいで結婚した後の子育てをしている世代が入らないため、この業界には子育てをする女性への理解がない状態が続いていた…。

なんとか定時に仕事を終わらせて帰宅した恵梨香はぐったりしながら家へと足を踏み入れたが…。

そこにはお願いをしたことを何一つしてくれていない晃と、とてつもなく散らかったリビングが待っていた!

洗濯物は干しっぱなしで掃除機も欠けておらず、洗い物も放置されたまま…。

晩御飯も作られていない状態で晃はといえば…。

彼はタブレットを眺めていた!

恵梨香はついに怒りが頂点に達し…?!

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家庭も仕事もワンオペですネタバレ2話

やっとのことで仕事を終えて帰宅した恵梨香は、自宅が荒れ放題になっていることや頼んだことを終わらせてもくれていない晃に怒りを募らせる。

帰って早々自分が洗い物をしてご飯を作らなければいけないのかという恵梨香に、最初は謝っていた晃も朝陽を1日面倒見ていたのにそんなことをいうのかと怒ってしまった。

そして晃は「コンビニ行くから」と家を出て行ってしまう…。

結局この日は自分が悪者のように扱われてしまったことに納得がいかないまま過ぎ、翌朝恵梨香は会社へと出社したが…。

オフィスで作業をしていた後輩の大石は例のカップルの生花の発注をみて「なんでこの値段で?安いわけないじゃん」と勝手に価格の修正を行っていた。

そんなことはしらないまま出社した恵梨香は、昨日の大石が例のカップルに対して発言した「澤村は私情を優先しすぎるので」というような発言は控えてほしいと注意するが…。

大石は子持ちのせいですぐ休んだりする恵梨香が悪いといい、どうせ恵梨香がやるくらいなら自分が担当したほうがいいにきまってると言ってきた。

反論しようとする恵梨香だったが大石は「私はアンタみたいにワガママじゃないんで」と鼻で笑うとその場から立ち去ってしまう。

(子供の世話をしながら仕事を頑張ろうというのがワガママ…?)

大石の態度にさらに怒りを募らせた恵梨香は、その日1日なんとか仕事を終わらせようとやっきになった。

ところが定時までに仕事が終わらせられず、朝陽のお迎えもあるため仕事を持ち帰ろうとすることに…。

そんな恵梨香の様子を見かねた男性の後輩・和田から「手伝いましょうか」と提案されたが、仕事もワンオペで頑張ろうと決意してしまっていた恵梨香はそれを断ってしまう。

そんな恵梨香の様子に「そんなんだから大石に好き勝手されるんですよ」と苦言を呈して和田は去っていった。

この和田の言葉を恵梨香に響いたようで…?

こうしてなんとか忙しい仕事を乗り切った恵梨香は久々に休むことのできる週末をゲットしていた。

ふと和田からいわれた「だれにも頼らないから大石に好き勝手される」という苦言を思い出し、恵梨香は思い切って晃に甘えてみることにした。

「あのね、これからは洗濯は晃の担当にしたいんだけどいいかな?」

晃はその提案に嫌な顔一つせずOKと承諾してくれた。

大喜びの恵梨香だったが…。

晃は洗濯の仕方をしらず柔軟剤の入れ方や漂白剤の使い方も知らないようだった。

それをやんわりと注意しようとする恵梨香だったが、細かいと言い返されてしまいこれ以上指示を出すとまたこの前のように出て行ってしまうかもと思い悩む。

結局今回は好きなように洗濯をしてもらい、少しずつ恵梨香のやり方を覚えてもらおうと思いなおすのだった。

この日の昼、保育園からのお知らせをみた恵梨香は「来週の水曜日が祝日だから朝日の世話を頼みたい」と晃に相談する。

晃は2つ返事でそれを引き受けてくれた。

洗濯も彼なりに頑張ってくれるし水曜日の祝日も自分が仕事を休んで対応すると言ってくれる晃。

そしてこの日は午後から家族3人でおでかけをすることにもなった。

晃のプロ級のテクニックで撮ってもらえる一眼レフでの家族写真の撮影など、恵梨香は久々にどうして晃と結婚したいと思ったのかを思い出す。

いい余韻を残しながら帰り支度をしていた晃と恵梨香だったのだが…。

とつぜん朝陽がふんばりはじめてしまいおむつが汚れてしまう。

晃と意見の相違があったものの、結局彼女は地下鉄の駅の構内へと入場券を買って入り、そこのおむつ台を使って朝陽のおむつをとりかえたのだった。

そうして帰宅した恵梨香たちだったが…。

洗濯担当の晃に排泄物で汚れた朝陽の洋服を手渡し手洗いで洗ってほしいとお願いするのだが、彼はそれは自分の仕事じゃない!といい洗ってくれなかった。

そんな晃の様子を見て、なぜ彼は自分はやることを選べると思っているのかと恵梨香はイライラを募らせ始める。

…そうして水曜日の祝日を迎えた。

なぜかスーツを着て出社の準備をしている晃をみて、恵梨香は「あれ?今日お休みしてくれるんだよね?」と声をかけたが…。

晃は一気に顔色を青くして忘れていたと口にする。

恵梨香は例のカップルとの打ち合わせがあるから休めないというが、晃は自分だって外せない大事な用事があるんだと怒鳴る。

今日は絶対に抜けられないというと晃は話し合いもせずに走って家を飛び出してしまった。

あとに残されたのは預け先のない朝陽と恵梨香だけ…。

結局職場に今日は休みたいと連絡をする恵梨香…。

上司はその電話を受け取ると「彼らの担当は大石くんと変わるように」と提案してくる。

大石は引継ぎをするためもあり上司から電話を受け取ると、上機嫌で髪をいじりながら罵倒してきた。

「意識が低いんじゃないですか~?晃さんに頼めばいいのになぁ」

のんきにそんなことを言ってくる大石に、夫は出勤日だから家にいなくてという恵梨香。

それに対して大石は不思議そうに晃は今日仕事はお休みなのに、変な言い訳して休もうなんて最低ですねと言って電話を切った。

恵梨香は呆然とする。

晃は外せない仕事があるからと家を飛び出していったが、それは嘘だったのだ。

簡単にばれてしまうような嘘をついてまで朝陽と恵梨香の元から去りたいと、そうやって家を出て行ったのではないか…?

今までの蓄積された怒り、そして晃の嘘のせいで恵梨香は絶望と怒りに支配されたのだった…!

家庭も仕事もワンオペですネタバレ3話

晃が嘘をついてまで家を出て行った日、恵梨香はついに彼に対して激しい怒りを感じていた。

そうとも知らずに夜遅くになって帰宅した晃。

部屋は真っ暗で、子供も恵梨香もすでに寝ていたため安心した晃だったが…。

翌朝起きてきた恵梨香は冷たい態度で晃をいなし、さらには彼の朝食の支度もしてくれなかった。

首をかしげながらも、自分も出社した晃。

彼がプランナーの元に制作しているムービーについて尋ねに行くと、そこでは騒然とする状況が…。

恵梨香の後輩である女性・大石独断で恵梨香が作った花の発注書を書き換えていた。

そのせいで本来必要な本数が届かない状況になっていたのだ!

大石は自分のせいだけじゃなくて、恵梨香だって悪いはずだと叫んだが恵梨香は冷静にどうするかを考えた。

「なんとかしてお花を集めましょう」

卸売りをしている問屋や花屋にお願いをして、それでも難しいなら農家にも連絡をするという恵梨香。

自分のせいではないミスにも最善の対策を打てる恵梨香をみて、大石はがっくりと膝をついた。

その現場を偶然見てしまった晃は恵梨香のかっこよさに誇らしげな表情に。

彼女と最初に出会ったのは、自分が別の会社でカメラマンをしていたころだった。

新人プランナーとは思えない働きを見せる恵梨香に感心した晃は、彼女が新人だと知り驚いたのだ。

自分とは違う才能のある人間だと思った晃だったが、そんな晃の写真を恵梨香はほめたたえた。

恵梨香と一緒ならなんだって最高の結果になる、だから大丈夫だと晃は思っていたのだ。

晃がそうホクホクと笑っているころ、恵梨香はちゃんと不足していた花を集め終えていた。

大石は同じく後輩である和田に言われ、ついに恵梨香に膝をついて謝罪したのだった…。

…こうして迎えた土曜日、仕事へと急ぎむかう晃をみて恵梨香は驚いた表情を浮かべる。

「ね、ねえ!今日の夜の事覚えてる?!」

晃はその恵梨香の言葉を話半分に聞いている様子で家を出て行ったのだった。

仕事がおわった晃は朝に言われたことなどわすれ、先輩からの呼び出しで飲み会へと向かう。

いい気持ちで帰ろうとした晃は、ふとスマートフォンを見て恵梨香からのとんでもない数の不在着信にぎょっとした。

「え、今日って…」

今日は、愛する息子の初めての誕生日だったのだ…。

慌てて帰宅した晃を待っていたのは、冷たい瞳をした恵梨香とパーティの残骸たち。

ビールをあおりながら恵梨香は「帰る気持ちはあったんだね」と吐き捨てる。

今までどれだけ大変な思いをして息子・朝陽を育ててきたかと怒鳴る恵梨香に気おされる晃。

晃は何も知らない様子でこう切り出してしまう。

「じゃあ明日誕生日を仕切りなおそうぜ、明日は恵梨香が担当してる「花事件」の式の日だろ?」

その式のあとに打ち上げもかねて、そう話す晃に恵梨香は見たこともない形相でにらみをきかせた。

「私晃が嘘をついて朝陽を押し付けてきた日のせいで、あのご夫婦の担当外されてるのよ

晃なんかを信じて自分がバカだったんだという恵梨香は、今後一切晃の世話はしないと言い放つ。

「晃って私のことも朝陽のことも興味ないでしょ?」

それならお互い楽にやっていけるでしょ?

そう微笑む恵梨香に晃は呆然と立ち尽くすことしかできなかった…。

家庭も仕事もワンオペですネタバレ4話

恵梨香に家庭内別居ともいえる宣言をされた上に、もう期待しないとまで言われてしまった晃。

彼は恵梨香にそこまで言われる筋合いはないと激しい怒りをあらわにした。

そして彼女の認識を変えてやると一念発起したのだ!

翌朝恵梨香が目を覚ますと、そこには朝陽をおんぶしながら洗濯機を回す晃の姿があった。

「いい!恵梨香は何もするな!俺が全部やるから!」

いまさらそんな事されても意味ないのに…と呆れた表情になる恵梨香だったが、晃は懸命に頑張り始めた。

とはいえ、朝ごはんはコンビニのパンな上に晃が行う家事のスピードはものすごく遅い。

晃の様子が気になりながらも出社した恵梨香は、上司から土日に出張に行ってほしいと頼まれた。

いつもなら晃が引き受けてくれるわけもないから行くことのできない出張だったが、今ならいけるかも?

そう思った恵梨香は晃にお願いをしてみることに。

家事に粗が目立つ上に、結局そのしりぬぐいを恵梨香がしてやっている現状で不安ではあったが…。

「出張!?…い、いってくればいいさ」

晃は不安そうにしながらも土日に朝陽の面倒を見ることを引き受けてくれたのだった。

出張先であるセミナーが開かれる県は、偶然恵梨香の地元だが彼女には苦い記憶しか蘇らない。

ヒステリックな実母と仲たがいした記憶しかない恵梨香。

彼女はその出来事を忘れたい一心で後輩の和田と話しながらセミナーへと参加した。

セミナーが終わってから和田と打ち上げがてら外食をしていると、晃から連絡が。

「朝陽熱出た」

結局出張をきりあげて帰らないといけないかと思う恵梨香だったが、晃からきた返事は意外な物だった。

「深夜救急にいくべき?休日当番医ってとこにいくべきなの?」

本当に自分だけで朝陽を見るつもりなんだと気が付いた恵梨香は、アドバイスだけをして出張を続行することに。

和田のもとへと戻った恵梨香はそこで、彼に自分の両親はどちらも毒親といわれる人間だったと語る。

浮気ばかりする父親に経済的に自立できないから奇麗な女性を憎むヒステリックな母親。

だからこそ自分は幸せな家庭を築いて、家族仲良く暮らしていきたかったと語る恵梨香。

和田はそんな恵梨香の独白を聞き、自分も父親がDV気質のある人だったのだとつぶやく。

「…先輩も同じなんだと思うとホッとします、よかったら僕の部屋で飲みなおしませんか?」

一瞬和田と恵梨香の間にいい雰囲気が流れかけたが、恵梨香はそれを笑顔で断った。

ホテルの部屋へと戻った和田は、苦しそうに表情をゆがめていたが…?

それから順調に出張を終わらせた恵梨香は大急ぎで家へと戻った。

そこにはすっかり熱も下がりスヤスヤと眠る朝陽と、その世話をやり終えた晃の姿が…。

看病するので大変だったことがよくわかる部屋の荒れ具合に、恵梨香は涙ぐんでしまう。

「ありがとう晃…」

「いや、今まで全部恵梨香に任せっきりだったことだから」

晃はちゃんと自分に歩み寄ってくれていたのに、自分は一方的に晃を突き放してしまった。

そうやって悔いる恵梨香に対して晃は「こんな大変なことを恵梨香にだけ押し付けて俺は最低だった」と懺悔する。

そして、嘘をついて出社したと言っていた時に何をしていたかも口にした。

「実はさ、フリーのカメラマンやっててその依頼を受けた日だったんだ」

浮気なんかじゃなかったとほっと安心した恵梨香。

翌日出社した恵梨香はスッキリとした表情でハキハキと仕事をしていたのだが…。

同じく出社した晃は後輩の女性にこう話していた。

「君のアドバイス通りにしたらうまくいったよ!」

「そうだと思ったんです、だって恵梨香さんって仕事が一番でしょ?」

女性は少し小馬鹿にしたように笑って…?

↓改心したと思われた晃に女性の影が…?後輩の女性の目的とは!?

家庭も仕事もワンオペですネタバレ5話

晃は上司と相談し、週に二日は在宅勤務に変えてもらった。

恵梨香は火曜日と水曜日が休みのため、平日のうちどちらかが家にいることとなり、急なお迎えにも対応できるようになった。

働く環境が整ったことで恵梨香はバリバリと仕事をこなし、3か月後にはマネージャーへ昇給も検討されるように。

上司から泊りがけの研修をすすめられ、一瞬ためらう恵梨香だったが…

(管理職になれば子持ちが働きやすい環境を整えられるかも?それに、晃が協力してくれる今なら、泊りがけの研修もいけるかもしれない!)

恵梨香はそう考え、研修へ参加すると答えるのだった。

一方、週二日の在宅勤務に切り替えた晃は、仕事への焦りを感じていた。

通勤するストレスは減るものの、同僚たちの仕事のペースが把握できないため、自分だけが取り残されているように感じていたのだ。

在宅勤務で昇進できるかという不安もある中、帰宅した恵梨香からマネージャーへ昇進できるかもしれないと聞かされる。

一瞬、返答に困るも、いつも通りの笑顔で「頑張れよ」と励ますのだった。

後日。

恵梨香のもとに厄介な案件が舞い込む。

話を持ってきた営業の中野によると、新郎新婦と一緒に見学に来た新郎母が面倒くさいらしい。

「新郎のお母様がどうしても家で式を挙げたいと…
それと、新郎新婦は意欲的ではなく、参加人数も多いのでベテランのプランナーにお願いしたいのですが…」

同席していた大石と和田は恵梨香が適任だと判断し、恵梨香も「担当します!」と名乗りを上げる。

数日後、恵梨香は新郎・後藤田大樹と新婦・斎藤あやかと対面する。

大樹は興味なさげにスマホを見ていたが、恵梨香が「どんな披露宴を希望か」と聞いた途端、こう答えた。

食事も演出も一番派手なやつで。会社関係も呼ぶからとにかく金をかけてくれ。どうせ俺の親が払うんだから…

大樹は結婚式に乗り気ではなく、結婚式をやる意味が分からないと吐き捨てる。

仕方なく恵梨香はあやかの意見も聞こうとするが、あやかも大樹と同じ意見だという。

結局、仕事が押してしまい、その日の朝陽の晩ご飯は晃があげることになる。

だが、朝陽にうまく食べさせることができず、困っているときに恵梨香が帰宅。

「あれ?あまり食べてないね。おやつあげちゃった?」

晃はイラっとして言い返したくなるのをグッと我慢するのだった。

1週間後、晃は朝陽の風邪がうつり仕事ができずにいた。

せっかく出社したにも関わらず、思うように仕事が進まずイライラ…

そんな中、ある女性から声をかけられる。

「さっき恵梨香さんとすれ違ったんですが、恵梨香さんは元気なんですね。
つらかったら私も家事や育児を手伝うので、遠慮なくいってくださいね

晃は不意にかけられたやさしさにドキッとし、赤面するのだった。

その頃、恵梨香はあやかから「式を挙げたくない」と打ち明けられていた。

できるだけあやかの意見も取り入れつつ、二人の要望が詰まった結婚式にしたいと意気込むが…

翌日。

晃は風邪をこじらせて寝込んでしまったが、恵梨香は大樹・あやかとの打ち合わせがあるため出社する。

打ち合わせ開始早々、大樹からクレームが入ってしまう。

その頃、晃と朝陽がいる自宅を誰かが訪問していて…!?

玄関にあった靴の持ち主とは!?

家庭も仕事もワンオペですネタバレ6話

恵梨香が家に帰るとなぜか結城がいた。

「恵梨香さん帰ってきたんですね、私帰ります。それにしても朝陽くん、バカっぽくてかわいいですね

結城はそう言ってすぐに帰ったのだが、恵梨香は連絡もなしに結城を家に上げたことに怒っていた

晃は体がきつくて連絡を忘れていたというが…

もしかして俺と彼女の関係を疑っているのか?昨日から心配してくれてたんだ。
おかゆも作ってくれたし、俺は風邪で何もできないし仕方ないだろう!

晃に「くだらないことで嫉妬するな」と言われ、とっさに「片付いていない部屋を見られたくなかったの」と言い訳した恵梨香だったが…

だが、脳裏には実父の行いがよぎるのだった。

仕事はといえば、相変わらずあやかから式に関する電話が長々とかかってくる。

ただでさえ人数が多い式なので手間取っていると、和田が事務作業を手伝ってくれた。

この式を成功させようと意気込んでいる中、偶然、晃と結城が親しげに談笑しているところを目撃する。

なんと、結城は晃に絡みつくように腕を回していて…!?

自宅に帰った恵梨香は晃と顔を合わせるも話す気にならず、ご飯も食べずに寝室へ。

だが、疲れているはずなのにどうしても眠れず…

ようやくうとうとしてきたとき、学生の頃を悪夢を見てしまう。

その夢は、恵梨香が学校を終えて家に帰ってきたところから始まる。

「ただいま」といっても母の返事はなく、リビングにいたのは父と見知らぬ女性だった。

女性は恵梨香を見るなり、「あら、娘さん?おバカっぽいのね、ふふふ」と笑い…

ここで恵梨香は飛び起き、晃も父のようになってしまうのではと不安になるのだった。

恵梨香が晃と結城の関係を怪しむ一方、大石が晃にあることを吹き込んでいた。

「晃さん、知ってますか?恵梨香さんと和田って仲がいいですけど、和田は恵梨香さんのことが好きみたいですよ

家庭も仕事もワンオペですネタバレ7話

作成中

家庭も仕事もワンオペですの感想

ウェディングプランナーとして働く恵梨香の苦難が手に取るようにわかり、一緒にヤキモキしながら読み進めてしまいました。

晃~!もっとちゃんと恵梨香の事をみてあげて~!

恵梨香が職場でも自宅でもワンオペの悪循環に陥っていくのを見ていると、彼女が体を壊してしまうのでは心配になります…。

晃と恵梨香がこのあとどうなるのか…そして嫌味な大石に鉄槌はくだるのか?!

今後の展開が気になりますね…!

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